浜松勤労者山岳会について
1966年創立の歴史ある会です。当時、浜松市とその近郊にあった複数の会のメンバーが合流して結成されました。
日本勤労者山岳連盟の静岡県連に所属しており、事務所は浜松市中区葵西に構えています。
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会長あいさつ
当会は「会員各々が登りたい山に登る」ことを第一の目的としています。
そのための活動として
・安全登山のための計画書のチェック
・事故等があった時に連絡を受ける残留当番と、救助を行うバックアップ体制
・初級登山学校の開催や、不測の事態を想定した訓練による技術の伝承
・共に登る仲間を募るための例会
を行っております。
その運営は互助の精神で、会員の力を少しずつ出し合って行われています。
こう書くと、未経験の方は「私に務まるの?」と思うかもしれませんが、ご心配無く!!
多くの方が未経験で入会し、登山経験を積む中で運営の一翼を担えるようになっています。
もしご興味がありましたら、一度門を叩いてみてください。
事務所の所在地・連絡先
住所:
浜松市中区葵西2丁目23-15「ユートライ」2階
TEL/FAX:
053-439-8931
※電話は木曜日の20時~22時にかけて下さい。
Eメール:
hamamatsu_rousan@yahoo.co.jp
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会員構成 2019年11月末現在
年齢層別
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
4 | 4 | 13 | 9 | 14 | 4 | 48 |
男女別
男 | 女 |
---|---|
28 | 20 |
主な活動
近郊の低山ハイキングから3000m級の縦走、クライミング、雪山、山スキー、沢登りとオールラウンドに活動しています。
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【ハイキング】 四季折々の自然の中を歩きます。 |
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【縦走】 雄大な風景の中を歩きます。 |
【クライミング】 岩を登ること自体を楽しみます。 目的のルートを完登出来た時には大きな達成感があります。 | |
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【アイスクライミング】 凍った滝などを登ります。 冬季限定の山登りです。 |
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【雪山】 純白の雪を踏みしめ、厳しくて美しい自然の中を歩きます。 |
【山スキー】 自然の地形を自由なルートで滑ります。 もっとくわしく | |
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【沢登り】 沢を遡って山を登ります。 必ずしも山頂は目指しません。登る過程を楽しみます。 |
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【野鳥観察】 登山中に聞こえてくる野鳥のさえずりは私たちの心を癒してくれます。 もっとくわしく |
例会
毎週木曜日の20時~21時に事務所で開催しています。
※祝日や春・夏・冬の連休期間は休みです。
主な内容
・山行報告
山に行った人がルート状況や感想を報告します。
・山行計画
各々が山行計画を発表し、同行者を募ります。
・学習会
主に安全登山に関する月1回の勉強会。
・事務連絡
各種行事のお知らせなど。
例会が終了するとフリートークの時間です。
山に関する情報交換、登山前の打ち合わせ、今後の登山を誘いあったりします。
当会にも会員用HPやメーリングリストはありますが、顔を合わせてのコミュニケーションが重視されています。
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安全登山のために
・初級登山学校
登山に必要な基礎知識と技術を新人に学んでもらうために10講座を毎年開講しています。
・学習例会
安全登山に関連するテーマを主に取り上げる勉強会です。月に1回を目安に開催しています。
・教育遭対委員による登山計画書のチェック
ルートに関する注意点やアドバイスの他、計画に無理があったり装備に過不足がある場合は指導を受けます。ベテラン会員による登山計画書の事前チェックは、会員の権利であると同時に義務でもあります。
遭難事故対策
・搬出訓練(救助訓練)
仲間が山で行方不明または怪我をしたという想定での救助訓練を1年に1回行っています。我々のセルフレスキュー能力を維持するための重要な行事です。
・労山新特別基金
日本勤労者山岳連盟が運営する互助制度です。遭難事故の救助・捜索費用および入院・通院費用が補償されます。当会では全会員にこの基金への加入を義務づけており、加入口数(1口1,000円/年)にも規定があります。
1)低山ハイキングだけの方:3口以上
2)夏山3000m級に行く方:5口以上
3)岩・沢・雪山もやる方 :10口 ⇒最大で400万円の遭難救助費が支給されます。
詳細は日本勤労者山岳連盟の特別新基金のページをご覧下さい。
山行規定(抜粋)
登山に行く前には計画書を作成して教育遭対委員会(毎週の例会後に開催)に提出する規則があります。日帰り登山の場合は直前の例会までに、1泊以上の登山は1週間以上前の例会までに計画書を提出します。
会員以外の人(例えば友人同士や家族)との登山であっても計画書を提出しなければいけません。計画書の提出が無い=無届登山の場合、万が一の事態になっても捜索活動が出来ません。
会報
山行記録を中心とした「あかいし」という会報を年に1回発行しています。また、例会での山行報告や連絡事項、運営委員会での報告事項を記載した「我楽苦多ニュース」を月に1回発行しています。
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その他の主な年間行事
・新人歓迎山行
・清掃登山(6月の第1日曜日に開催される「全国いっせいクリーンハイク」への参加)
・忘年会または新年会
・総会(3月末)