浜松勤労者山岳会について
1966年創立の歴史ある会です。当時、浜松市とその近郊にあった複数の会のメンバーが合流して結成されました。
日本勤労者山岳連盟の静岡県連に所属しており、事務所は浜松市中区葵西に構えています。
会長あいさつ
当会は「会員各々が登りたい山に登る」ことを第一の目的としています。
そのための活動として
・安全登山のための計画書のチェック
・事故等があった時に連絡を受ける残留当番と、救助を行うバックアップ体制
・初級登山学校の開催や、不測の事態を想定した訓練による技術の伝承
・共に登る仲間を募るための例会
を行っております。
その運営は互助の精神で、会員の力を少しずつ出し合って行われています。
こう書くと、未経験の方は「私に務まるの?」と思うかもしれませんが、ご心配無く!!
多くの方が未経験で入会し、登山経験を積む中で運営の一翼を担えるようになっています。
もしご興味がありましたら、一度門を叩いてみてください。
主な活動
近郊の低山ハイキングから3000m級の縦走、クライミング、雪山、山スキー、沢登りとオールラウンドに活動しています。
会員構成 2024年7月31日現在
年齢層別
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 4 | 13 | 11 | 13 | 6 | 47 |
男女別
男 | 女 |
---|---|
27 | 20 |
例会
毎週木曜日の20時~21時に事務所で開催しています。
※祝日や春・夏・冬の連休期間は休みです。
主な内容
・山行報告
山に行った人がルート状況や感想を報告します。
・山行計画
各々が山行計画を発表し、同行者を募ります。
・学習会
主に安全登山に関する月1回の勉強会。
・事務連絡
各種行事のお知らせなど。
例会が終了するとフリートークの時間です。
山に関する情報交換、登山前の打ち合わせ、今後の登山を誘いあったりします。
当会にも会員用HPやメーリングリストはありますが、顔を合わせてのコミュニケーションが重視されています。
安全登山のために
・初級登山学校
登山に必要な基礎知識と技術を新人に学んでもらうために10講座を毎年開講しています。
・学習例会
安全登山に関連するテーマを主に取り上げる勉強会です。月に1回を目安に開催しています。
・教育遭対委員による登山計画書のチェック
ルートに関する注意点やアドバイスの他、計画に無理があったり装備に過不足がある場合は指導を受けます。ベテラン会員による登山計画書の事前チェックは、会員の権利であると同時に義務でもあります。
遭難事故対策
・搬出訓練(救助訓練)
仲間が山で行方不明または怪我をしたという想定での救助訓練を1年に1回行っています。我々のセルフレスキュー能力を維持するための重要な行事です。
・労山新特別基金
日本勤労者山岳連盟が運営する互助制度です。遭難事故の救助・捜索費用および入院・通院費用が補償されます。当会では全会員にこの基金への加入を義務づけており、加入口数(1口1,000円/年)にも規定があります。
1)低山ハイキングだけの方:3口以上
2)夏山3000m級に行く方:5口以上
3)岩・沢・雪山もやる方 :10口 ⇒最大で400万円の遭難救助費が支給されます。
詳細は日本勤労者山岳連盟の特別新基金のページをご覧下さい。
山行規定(抜粋)
登山に行く前には計画書を作成して教育遭対委員会(毎週の例会後に開催)に提出する規則があります。日帰り登山の場合は直前の例会までに、1泊以上の登山は1週間以上前の例会までに計画書を提出します。
会員以外の人(例えば友人同士や家族)との登山であっても計画書を提出しなければいけません。計画書の提出が無い=無届登山の場合、万が一の事態になっても捜索活動が出来ません。
会報
山行記録を中心とした「あかいし」という会報を年に1回発行しています。また、例会での山行報告や連絡事項、運営委員会での報告事項を記載した「我楽苦多ニュース」を月に1回発行しています。
その他の主な年間行事
・新人歓迎山行
・清掃登山(6月の第1日曜日に開催される「全国いっせいクリーンハイク」への参加)
・忘年会または新年会
・総会(3月末)
事務所の所在地・連絡先
住所:
浜松市中区葵西2丁目23-15「ユートライ」2階
TEL/FAX:
053-439-8931
※電話は木曜日の20時~22時にかけて下さい。
Eメール:
hamamatsu_rousan@yahoo.co.jp