深南部 六呂場山〜鹿ノ平
2011年11月27日(日) 池田T



戸中林道のゲートを起点に、矢筈尾根から六呂場山、鹿ノ平、鎌崩尾根を周回した。
ルート全体に赤テープは所々にあって踏み跡は概ね明瞭。不明瞭なのは緩やかで広い矢筈尾根と鹿ノ平の前後の笹薮ぐらいであった。
矢筈ノ頭から六呂場山、そして鹿ノ平までは予想外にアップダウンがあってペースが上がらなかった。


水窪ダムから林道を入っていくと通行止めの看板があった。



そのまま進むと本当に通行不能状態になっていた。
おそらく台風15号で戸中川が増水して地盤を削り取ってしまったと思われる。
車は少し手前の林道脇に停め、自転車でゲートまでの約6.5kmを走った。



約40分でゲート前に到着。自転車はデポして西俣沢沿いの林道に入る。
そこから約40分歩いて尾根の取り付きに至る。林道から少し上がったに小さな標識がぶら下がっている。 注意しないと見逃してしまうだろう。

尾根に取り付いてしばらくは植林帯の中の急な登り。1時間ちょっとで広くて緩やかな矢筈尾根に出た。




広い尾根はツガやヒメシャラの自然林になっている。
下草や笹が無いのでとても歩き易い。非常に快適である。
ただし明瞭な踏み跡は無く、赤テープも少なめなので方向には要注意

矢筈ノ頭が近くなると登りがだんだん急になってくる。




矢筈ノ頭に標識は特に無かった。黒沢山方面の踏み跡もよく分からなかった。

頭を越えると急な下りになる。尾根は狭く、左右が切れている。
六呂場山へは急な登り返し。



六呂場山の山頂。有名な看板があった。
周囲の展望は無し。




六呂場山から鹿ノ平までは小ピークが3つほどあるが、 最初の2つに関しては、踏み跡は尾根の北側を巻いていた。

鹿ノ平が近くなってくると笹薮の急な登りになる。
笹の高さは腰ぐらい。踏み跡が判然としなくなるが、笹を両手で掻き分けて登る。
このあたりが一番疲れた。




鹿ノ平の手前の尾根から見た不動岳。




鹿ノ平は相変わらず明るくて開けていた。
数日前に降ったと見られる雪が若干あった。

笹の原を南下して鎌崩の頭に登っていく。
風が冷たかった。




鎌崩の頭からは尾根を下っていく。
林道に出てからゲートまで約7.5km歩く。
ゲートにデポしておいた自転車に乗って車に戻った。






<タイム> 車駐車地点5:15=ゲート前6:00−尾根取り付き6:40−矢筈尾根7:45−
矢筈ノ頭8:35−六呂場山9:20−鹿ノ平10:40−鎌崩ノ頭11:20−不動岳登山口12:50−
ゲート14:20=車駐車地点14:45

以上