2011 OSJトレイルランニングレースシリーズ第6戦
OSJおんたけウルトラトレイル100km

20111年7月16日(土)〜17日(日)
報告者:酒屋


基礎体力のなさを反省し、日頃のランニングも取り入れている。
どうせ走るのなら自然の中で、と始めたのがトレイルランニング。
そして、トレーニング継続のモチベーション維持の手段がレースへのエントリーだった。

しかし、レース経験がないのに、いきなり100kmのトレランレースに参加とは、
あまりにも無謀・・・。でも、参加してみて、見えてきたものがあった。



1、受付の様子
レースは100kmの部、と100mile(160km)の2つが開催される。
100kmの部のエントリーは735人。
100mileはエリートクラスと呼ばれ、昨年までに100kmの部を
14時間以内に完走した者のみ参加資格がある(完走するだけ
でもすごいと思うのに・・・)。エントリー数は51人だが、驚くことに、
このうち約半数が40代以上の年齢である(最高齢は61歳)。
「己の非力さを、年齢のせいにすることはできない」
ということを、この人たちが身をもって証明している。




2、ショップ
てぶらでも、ここでトレラングッズが全て揃う(下界より、品揃え豊富かも)。




3、スタート前の説明(1)
途中のチェックポイントなどを説明。みんな真剣に聞いています。




3、スタート前の説明(2)




4、スタート地点




5、スタート直前の様子
スタートは深夜0時。ヘッドランプを点けて朝まで走ります。




6、最初の小エイドステーション




7、第一関門
スタートから33km地点が第一関門。ここまでに6時間以内に到達
しないと失格になってしまうのだが、意外と長かった。
絶え間なく続くアップダウンが応えるのだ。
先が思いやられる・・・。




8、第一関門のエイドステーション
思いのほか時間がかかってしまったので、休んでいる暇はない。




9、三浦貯水池沿いの林道
つかの間の平坦地。が、貯水池沿いの九十九折に続く林道は
精神的にまいる・・・(T_T)。




10、2つめの小エイドステーション
疲労困憊だが、時間は刻一刻と過ぎていく。
給水したら、即GO!




陽炎揺らめくトレイルは、まるで砂漠のよう・・・。
これが延々と続く。




12、50km地点
よくぞここまで来たものだ、と自分を褒めつつも、まだまだ半分。
トレイルのアップダウンは、筋肉にも相当のダメージを与えている。




13、コースから三浦貯水池を臨む




14、トレイルから御嶽山を臨む
だいぶ標高をあげてきた。眺めはよい。




15、第二関門
あと、8分制限時間に届かず、ここでレースは終了。
が、体力は限界に近かったため、この先あまり長いことは持たな かったであろう・・・。




16、ゴール地点



100kmのトレランレースに参加するには、あまりにも準備が足りなかった。
しかし、得るものは大きかった。
特に参考になったのは、レース前の待機時間に耳にした中高年のトレーニングスタイルである。
年齢に合わせ、緻密に積み重ねられている。
また、ラフなアップダウンが続くトレランでは、足に負担をかけずに
スピードを上げることができる独特のスタイルがあり、これは登山にも応用できる。

来年の完走を目指しトレーニングを継続させるのと同時に、これを通して速攻登山の可能性を広げていきたい。

以上。