花崗岩主体の沢。前半は変化に乏しく単調だったものの、中間あたりで落差20m程度の滝に出合う。
右岸を高巻くが結構悪く、1箇所でロープを使用した。
「七ツ釜」は一見の価値あり。
その後もナメがあったり、最後は笹のヤブ漕ぎと、沢の要素が一通り揃っていた。
下村の集落から林道に入り、終点近くで車を停める。
林道の終点から河床に降りた。
遡行の支度中にヒルの襲撃を受ける。
自分は靴の上にいる所を発見して放り投げたので吸血されずに済んだ。
写真は入渓してすぐの所。ちょっとしたゴルジュから始まる。
しばらくは単調な沢歩き。
紀伊半島で大きな被害を出した台風12号の降雨が終ってから今日で3日目。
普段よりも水量は多いと思われる。
落差20m程度の滝。この奥も滝は連続している。
右岸を高巻くが、急なザレ場で岩は脆く、危険であった。
ロープで確保しての登攀を1箇所、5m程度の懸垂下降を1回行なった。
5m程度の小滝を登る。
これが七ツ釜。釜を持つ落差10m前後の小滝が連続している。
最初の滝は登れそうな雰囲気はあったが、無理せずに右岸を高巻くことに。
ここに限らず、高巻きは全て右岸を巻いた。
七ツ釜の一つ。ブルーの釜が美しい。
ナメが出てきて癒された。
こちらも花崗岩のナメ滝。
水流が途絶えたあたり。
やがて笹のヤブこぎとなる。
植林地内の作業道に出た所。
ここからは普通に道を歩いて車のデポ地に向った。
<タイム>車デポ地5:45〜6:15−入渓6:40−七ツ釜10:10−水流無くなる11:20−
登山道12:40−車デポ地14:35
(遡行4.5h、ヤブ1h、下降2h)
以上。