7月17日(晴れ) 双六ダムから1時間で第2ゲート。 第2ゲートから1時間で発電所。 発電所から1時間で取水ダム。 ここまでは、発電設備用に、良く整備された道。 取水ダムからは、登山道となる。 そのまま進むと、段々道が崩壊し、高巻きしているかのような道。 ヘトヘトになり、ふと上を見ると、石を積み上げた跡が見える。 なんと、水面から50m上を軌道の跡がある。 この軌道道かなり荒れている。 所々崩壊し、特に沢が入る箇所では完全に崩れ、沢を渡る必要がある。 登山靴を濡らしたくなければ、取水口で沢靴に替える事をお勧めする。 お助けロープ等に助けられながら、2時間程度で、打込谷出会い直前の崩れた吊橋に出る。 この地点でが水量がものすごく、轟々と水が流れ落ち、白く泡立っており、到底入渓出来そうもない。 もちかすると、打込谷を越えれば水量も減り・・・と淡い期待で高巻きするが、石楠花地獄で あえなく懸垂で沢に下りる。 が、やはり沢は近づくのさえ困難な様子。 あえなく、取水ダムに戻る。 なお、取水ダムすぐの斜面を30m程登ると軌道跡がある。 その晩は、取水ダムの下で幕営し、河原で焚き火 07:30 双六ダムゲート 08:30 第2ゲート 09:40 発電所 11:00 取水ダム 13:00 壊れたつり橋 14:30 撤退開始 17:00 取水ダム 7月18日(晴れ) 朝河原を見ると水量が驚くほど減っている。 昨日は取水ダムから水がダバダバ溢れていたのに、今日は殆ど溢れていない。 朝9時から、廣瀬、坂野、片岡で、遡行訓練。 取水ダムから入渓。 小倉谷の出会いでは泳いで渡渉の訓練。 水量が凄まじく、必死にもがいて本流を超えようとするが、 なかなか横切れず、巻き返しの流れに助けてもらいなが対岸に着く。 そこから、泳ぎを交えた渡渉や、高巻きなどを行い小倉谷出会いから500mも進んだところでタイムアップ。 下りでは、ライフジャケットの浮力を頼りに、本流の流れに乗りながら対岸に渡るなど訓練をして終了。 黒部に向け、かなりの訓練(度胸が付いた?)になった。 取水ダムに戻ると、大山さんのラーメンが待っていた。 09:00 取水ダム 11:00 小倉谷出会い 上流500m 12:00 取水ダム 17:00 双六ダムゲート 帰宅後、金木戸川の写真をネットで検索したが、全く様子が違う。 今回はかなり増水していたものと思われる。