搬出訓練 磐田市獅ヶ鼻公園にて
2009年11月8日(日) 会員29名



会行事の中で最も重要な「搬出訓練」。
今年は「日帰り登山中に事故発生。パーティーのメンバーが協力して自力下山する。」という想定です。


ザックの肩ベルトに棒を通して背負い搬送を行います。
被搬送者の腿が痛くならないようにタオルなどを巻きます。



重い人でも比較的楽に搬送出来ます。
被搬送者は棒の上に乗っているだけなので、
なるべく搬送者の背中にくっつくと安定します。
棒は1本よりも2本のほうが被搬送者の腿が痛くなりません。



ザックと雨具を使った背負い搬送。
被搬送者の下半身が包まれるので安定感があります。




ザックを3つ連結した簡易担架。
怪我人の意識が無い場合、背負い搬送は無理です。



被搬送者が落ちないようにスリングで固定します。
左右にスリングを出して、搬送者が肩にかけて運びました。



こちらはツェルトを使った簡易担架。
中にはマットを敷いています。
左右3箇所ずつスリングを付けて、搬送者が肩にかけます。



これは棒と雨具を使った簡易担架。



ロープを編んで作る簡易担架。
慣れていれば5分程度で出来るとか。



まるでハンモックのようです。



これは昨年購入したスケッチャー(山岳レスキュー用担架)。
日帰り登山の装備ではありませんが、年に1回は使わないと、
使い方を忘れてしまいます。
白いのは「滑り止めシート」。



身長180cmの人でも問題なく梱包できます。



斜面を滑りおろしたり、引き上げる練習。
「滑り止めシート」の効果で体がずれることは無かったとか。


セルフレスキュー能力を維持するためには定期的な訓練が必要です。
またいつか来るかもしれない本番に備えて、
来年も原則全員参加でお願いします。


以上