8/13(水)晴のち曇り
7:00 新穂高
14:30 双六山荘テント場
やっと双六山荘のテント場に着いた。メジャーな山だけあって大賑わいだった。
当会の ふじパーティーもテントを張っていた。雲の平を周遊して来た彼らは明日下山。天候に恵まれたそうで大満足の様子だった。一方、明日からの天気は・・・。
8/14(木)曇りのち雷雨
5:20 双六小屋テント場
6:20 双六岳
8:50 三俣蓮華岳
12:30 水晶岳
14:00 ビバーク地
双六岳も三俣蓮華岳も山頂はガスに包まれて展望は全く無し。
黒部川の源流を辿って岩苔乗越を目指していく。
水晶岳手前ではウスユキソウと見られる花の群落があった。
水晶岳の山頂も展望は全く無し。
山頂を越えてしばらく行くと雷鳴が・・。岩稜上で雷にあってはたまらないので標高2900m付近でビバークした。
テントを張ってじきに雷雨になった。
8/15(金)曇りのち晴れ、夜は雷雨
5:20 ビバーク地
8:00 赤牛岳
12:30 奥黒部ヒュッテ
16:00 平ノ渡 避難小屋
ガスで先が見通せず、赤牛岳への道のりはとても長く感じた。やっと着いた山頂。
読売新道を下っていくと、ガスから抜けてだんだん視界が開けてきた。
読売新道とは赤牛岳から東沢出合(奥黒部ヒュッテ)の区間を言う。道は明瞭で判断に迷う箇所は無かった。
ただし全般的に斜度が急で、木登りになるような区間もあった。
奥黒部ヒュッテから黒部湖沿いに平ノ渡しに向かう道がまた大変。
崖の中に無理やり道を通したといった感じで、「空中歩道」と言っても良い。
恐怖感は「下ノ廊下」の日電歩道より上かもしれない。
8/16(土)晴れ
5:40 避難小屋
5:55 平ノ渡
10:00 ロッジくろよん
10:30 黒部ダム
11:20 扇沢
前夜も雷雨があったが避難小屋だったので安心だった。
朝一番の渡し舟(思ったより立派な船だった)に乗り、対岸に渡る
御山谷から流れてくる冷たい水でリフレッシュする。黒部は水が豊富である。
ブナの林。この手前に今まで見た中で最大級のブナの巨木があった。
やっと着いた黒部ダム。途中の山頂での展望には恵まれなかったが、予定のルートを踏破できて大満足の山行だった。
この後、車の回収のために、バス・電車を乗り継いだが、旅の雰囲気が味わえて良かった。
以上