初級登山学校「雪上技術」実技 大日ヶ岳
12/7(日) 曇り時々晴れ
L:池田T(記)、花村T、丹下、岡村、片岡、萩田、福嶋、岡田、あだむ、廣瀬、ふじ、やまたくお、池沼


 高鷲スノーパークのゴンドラを利用してゲレンデトップへ。大日ヶ岳へ登っていくトレースがあったので
それを利用させてもらう。昨日40cm前後の積雪があったようで、結構足が埋まる。
今回は練習ということで、しばらくは、つぼ足のままで進む。

 途中でビーコンチェックを行う。(本来ならゲレンデを出る手前でやるべきだが、大人数でピーピー
やるのは気が引けた。)
 適当な所でわかんを付ける。新人には敢えてトレースが無い所をラッセルしてもらう。適度な斜面もあって、
良い練習になった。

 一旦下った広い所で、ビーコンの捜索練習を行う。空のサブザックにビーコンを入れて雪面に置く。
まずは目標物の方向に対して自分のビーコンがどんな反応を示すか確認してもらう。
その次はザックを雪に埋めて捜索練習。慣れが大きいとは思うが、位置を絞り込むまでの時間が人によって
大きな差がある。最後はプローブで雪の中のザックを探って、感覚を掴んでもらう。
その後、もう1回探索の練習をした。

 ここから山頂まではアイゼンをつけてもらう。凍っているような所はないが、これも練習だ。
山頂では穂高の峰々を望むことが出来た。

スキー場に戻る途中の適当な斜面を固めてピッケルを使った滑落停止の練習を行う。
最初だけはザックを背負ったままで、以降は空身で登り返して何回も練習をした。
 
 最後はシャベルコンプレッションテストの練習。あだむ氏がまずは手本を見せて、その後は各々が
雪柱を切り出して弱層テストを行った。
 
 今回は新雪が深かったのでラッセルの練習は出来たが、堅い斜面のトラバース歩行等、
練習できなかった項目もあった。あとは今後の実践を通じて行うこととする。

大日ヶ岳の山頂にて