交流山行〜奥美濃 毘沙門岳
2008年2月9日〜10日 L廣瀬、和利、横嶋、井藤、sonez、巣山、TSURU、やまたくお、柴田、貞雄、池田T(記)


会員同士の交流を目的とした本企画。11名と夏合宿並みの人数が集まった。

目的地は奥美濃の石徹白にある毘沙門岳。標高は1385mと特に高くはないが、
岐阜県と福井県の県境に位置し、豊富な雪が期待できる。
今回の企画の目玉は雪洞泊。とは言え念のために4〜5人用のテントも2張り用意した。

2/9(土)雪
スノーウエーブパーク白鳥高原スキー場の駐車場(1000円)に車を停める。
除雪されていない林道を数百m歩くと毘沙門岳登山口の標識がある。
出だしは少し急だが、概ね緩やかな登りだ。
リフト山頂駅の脇を通過して、さらに登っていく。
途中で数十人の登山者にすれ違う。皆さん日帰りらしい。
雪が予想よりも少なく、雪洞が掘れるか不安になる。
積雪量が少なくても製作可能なイグルーに切り替えようかと話しながら進む。

標高1201m地点から南に下って登り返し、標高1200mの鞍部を宿泊地とした。
とりあえずテントを張る。肝心の雪洞であるが、雪が多い東側斜面なら
何とか掘れそうである。 一方、イグルーにもチャレンジしようと言う事で、
メンバーが半分に分かれて 作業を開始した。

私は雪洞班。4m程離れて2ヶ所から掘り始め、中でトンネルを連結する方式である。
約3時間かけて11人収容可能な巨大雪洞が完成した。
一方、イグルーのほうは壁は出来たものの湾曲した屋根が作れず、未完成に終わった。

夕食は雪洞に全員が入って大いに盛り上がった。
大宴会 反対側から撮影

大きな雪洞だが全員が横になって寝るには狭いので、
5名が残って、残りの6名はテントで寝た。

夜半まで風雪が強かったらしいが、雪洞の中では全く分からなかった。
暑くも寒くもなく、とても快適な一晩であった。


2/10(日)晴
新雪がまぶしい良い天気である。
朝食後、3グループに分かれて毘沙門岳に登った。
山頂からの見晴らしは中々良かった。

雪は少なめであったものの、目的は達成できた山行であった。
山頂からの下り

以上。