8/11 晴 6:11 田代川発電所 広河原 P 出発 林道工事中で駐車場所がない。林道脇の省スペース へ車を押し込む。我々を含めて10台ほど駐車している。 8:15 中電保利沢見張所 駐車場から伝付峠まで、約79本の桟道のうち10箇所 以上が崩壊している。 10:53 伝付峠 水場 11:05 伝付峠 12:40 二軒小屋 幕営地 テントは5張り程。小屋には釣り客が多い。 暑くて寝苦しい夜であった。 ビール350円は美味かった。 8/12 晴 5:27 二軒小屋 出発 6:00 蝙蝠尾根 取付き 工事中でわかりにくいが鉄階段あり。 7:05 中電管理棟 巨大なコンクリートの塊。見晴らし良好。 10:50 徳右衛門岳 水場 ガレの右側を下り5分登り9分、わかりにくい。 やまたくおと二人で水3Lずつ担ぎ上げ、熊の平までの 水を確保。 11:20 ▲徳右衛門岳 2598.5m 山頂に幕営可能箇所あり。 14:23 ▲蝙蝠岳 2864.7m 山頂東側ハイマツの中に幕営可能箇所あり。 熱射病で死ぬのでは・・・・・ 17:00 北俣岳 頂上東側幕営地 そろそろ体力限界??二人が座り込んで動かん。 北俣岳の岩峰は越せそうもない。雪投沢までは残り 1時間か。ここを本日の幕営地と決定。 頂上直下のハイマツの陰の窪地、水はないが展望 良好の幕営可能地点、夕から朝にかけての強風を 凌げた。 8/13 霧〜晴 5:30 幕営地点 出発 霧と強風の中を出発。北俣岳は南側が切り立っていて、 岩峰の北側ハイマツの中を進むが、霧と露でびしょ濡れ となる。塩見岳はパス。この天候ではつまらない。 5:35 ▲北俣岳 2920m 6:30 雪投沢 下降地点 雪投沢の源頭部分に3張りのテントが見える。水を必要と しなければここまで下りる必要はない。我々の幕営地点は 正解。 尾根の東側を巻くように進む。変形した巨大なダケカンバ と、マルバダケブキ(丸い蕗のような葉に黄色の菊のような花) の大群落が続く。見事な花畑。 7:03 管理小屋(旧幕営地) 小さな小屋はあるが、使用不可。キャンプ禁止となっている。 小屋を過ぎて、尾根上を北上する。 南アルプスの特産種であるタカネビランジのピンク色の群落 が所々に見られる。たいへん綺麗な花。 7:15 ▲北荒川岳 2697.6m 熊の平から塩見へ向かう人たちと多くすれ違う。 8:56 竜尾見晴(岩峰) 9:45 ▲安倍荒倉岳 2692.6m 10:25 熊の平小屋 水場で農鳥小屋までの水を補給。小屋のテラスで大休止とする。 11:42 三国平 分岐 分岐点で、間ノ岳経由か迷うが、この暑さではとトラバース道を 進む。しかし、大ギャップが二箇所あり、後悔した。 12:52 三国沢 源頭部 三国沢を登ってくる6人パーティに遭遇。なかなか面白そうな コースである。これも良いかと思った。 14:10 農鳥小屋 幕営地 テントは十数張り、小屋には人が多い。 水場は下り9分、登り15分。やまたくおと二人で5Lずつ担ぎ上げる。 かなり苦痛であったが、これがないと明日からの水がない。 ビール600円がのどにしみる。最高!! 8/14 晴 5:45 農鳥小屋 出発 6:35 ▲西農鳥岳 3050m 山頂の標識なし。大門沢へ下る人が多い。 7:20 ▲農鳥岳 3025.9m 8:15 大門沢 下降点 ここからが核心部。しかし、水が重い。 9:05 ▲広河内岳 2895m ほとんど灼熱地獄。太陽から逃げる場所がなく、めまいがする。 10:35 ▲大籠岳 2767m 11:40 ▲白河内岳 2813m 灼熱地獄が続く。このままでは熱射病にやられてしまう。 水をこまめに飲むが、先を考えて少ししか飲めずつらい。 12:05 樹林帯 大休止 束の間の樹林帯。30分の大休止をとる。苔が冷たくて気持ちよい。 その後、もの凄いハイマツ帯にぶつかる。大きく横たわったハイマツ の上を這うように進む。 14:00 ▲黒河内岳(笹山) 2717.6m 山頂は広く、幕営は10張りて゜も可能。山梨100名山。 16:08 ▲白剥山 2237.2m 山頂、幕営可能。 16:50 奈良田越 幕営地点 もう歩きたくない。林道へ出たところに幕営。とにかくすべてを食べ尽くし 軽くする。夜は身体が熱くて眠れない。ほとんど熱射病寸前か。夜中に 何度も水を飲む。 8/15 晴 5:40 奈良田越 出発 林道は自然に帰りつつあり、至る所で崩壊している。 8:00 林道崩壊地点 高巻いて通過。 8:25 伝付峠 8:32 水場 水を補給し、身体を拭く。残りの行動食を食べ尽くす。 9:30 中電保利沢見張所 11:30 林道造成地 田代川休憩地点 登山靴を脱ぎ、川に飛び込む。水が冷たくて足が痛い。 12:07 広河原 P 以上