天竜川/不動沢 | |
9月17日(土) 晴 メンバー:広瀬、ヤマメ、吉川F、松本 |
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取付7:00−9:30(橋)不動ノ滝−12:10)20mスラブ終了−14:30沢終了−16:30生島 |
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不動沢 9月17日(晴れ) L廣瀬 吉川F ヤマメ 松本 入渓は、生島の集落外れの橋の袂。すぐに大きな堰堤2つが現れるので、左岸から越える。木々が覆いかぶさり少し暗い沢は1?3mの滝が連続。間も無く10mの滝、壺を持った6mが現れる。 右岸から支流が入り、その直後の7mの滝を越えると、川幅は広がり、明るい巨岩からなる連滝帯となる。この滝は3mから大きくて5m。 この巨岩帯は左に緩くカーブし、その中間点で一本とる。上を見上げると、中間地点の橋が見え、それがすぐ到達しそうなくらいに近く感じる。やがて巨岩帯は終わり、橋の下の滝に出る。上部から2条20m、10m、5m、5mである。下3つを左岸から巻き、最上部の滝の下に出る。 |
↑序盤からシャワークライミング |
ここで休憩最上部の滝の真上が橋で、そこから滝見物に来るのだろうか、立派な巻き道ができている。 一旦林道に出て、橋の袂、右岸から再度入渓し、いよいよ後半である。 ここからは川床が岩となり、トイ状の滝が連続する。くの字8mでは、ザイルを出す。松本さんがリードで登り、他の人が後ろに着く。右岸よりの支流を越えたところで、20mのトイ状の滝。滝の右面はスラブ上となり、所々クラックのあり足が置けそうである。ここで松本さんがリードし直登を試みる。手前で打ったハーケン、残地のハーケン、お助けロープを使い最後の段と越えようとしたその時、ズルズルとお尻から落。その後すぐに再起動、完登。その後、私も登ったが、「沢靴でよく登ったな」と言いたくなるほどに、つるつるの岩肌にゾッとする。 そこを越えると、再び巨岩からなる連滝となる。次に壷を持ち上から20m、10m滝が現れた。左岸を巻くが、細い尾根を、木の幹を掴みながらのトラバースである。沢へ復帰すると傾斜は緩くなり、木が生い茂り暗い。やがてゴルジュ状になり逆くの字8mトイ状の滝を左岸の作業道を用いて巻く。 沢はいよいよ傾斜を緩くし、右岸にも林道がせまると前方にミニ廊下(ヤマメん命名)が現れる。ここまであまり濡れる事がなかったが、最後の最後で腰まで浸かり廊下を進む。最後に深い淵のトイ状の滝を右岸を巻き終えると、小川になる。小川を進めば橋が出てくるはずだったが、時間も押していたので終了。 帰りは斜面を無理やり大庭の集落に下る、そこから村道で生島に出る。なお、毎度のことなれど、地形図の作業道は辿ることができないくらいに荒廃し、トレース不可能であった。「急がば周れ」か 今回は安易に高巻かず水線を忠実に辿ることができた。確かに恐怖を感じる箇所もあったが、今後の沢登りに生かしていきたい。 |
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↑20mスラブを行く |
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不動ノ滝 F9(15m)→ 以上 |